増えた選択肢 1
(チーフと私の関係もばれてないみたい。)からの続き
| 終わらない週末 ドレスアップ・ゲーム 配信元:電子書店パピレス 提供:@niftyコンテンツ |
複雑な気持ちでなかなか寝付かれなかった、隣のベッドのカポネも何回も寝返りを打っている。そのうち意を決したように私のベッドに入ってきた。自然に彼女を抱きしめていた。そのまま知らぬ間に朝まで眠ってしまった。横に寝ているカポネにおでこに軽いキスをする。彼女も目を開いた。
「おはよう、よく眠れましたか?」それには答えず私に抱きついてきた。
小さな声で『今日は観光に行きたくありません、このまま一緒に居たい、』
「とりあえずシャワーを浴びて、朝食を食べに行きましょう、用意してください」といって私からシャワー室に入った。トイレをしてヒゲをそってシャワーを浴びていると、突然彼女が入ってきた。まさか昨日まで処女だった人が一回の関係で裸身を私の前にさらすとは考えもしなかった。彼女にシャワーキャップを渡す。このホテルは浴室の中にシャワー室がガラスで区切ってある。その狭いシャワー室にいきなり入ってきた。
仕方なしに彼女の膣毛にセッケンを擦り付けて泡を立てて体中になすりつける、彼女を後ろ向かせて泡だらけの身体をこすり付ける。両手を壁につかして後ろから彼女のバストを泡と一緒に揉みながらなぜる。
ムスコが硬くなって彼女の臀部に当たる。膣に手をやって中指をそっと入れてみる、滑っている。ムスコだけに湯をかけてセッケンを取りゆっくりと挿入する、彼女が小さくかすれた声でアツと言った。そのまま後ろからゆっくりと動かす。お互いの体にまとわりつく石鹸の滑り感が彼女を興奮させている、息ずかいが激しくなってきた。壁についていた両腕の力が抜けて崩れ落ちそうになった。ムスコを抜いて彼女を抱えて湯船に浸からす。
「私は出ます後はゆっくりしてください、30分ほどホテルの周りを散歩してきます、私が帰るまでに出れる用意をしていてください。」といって部屋を出た。
部屋に帰ってくると彼女はすでに出発の用意が整っていた、私の顔を照れたような表情でニッコリ笑った。
「それじゃ、朝食を食べに行きましょう、ツアーの車が迎えにくるまでで30分くらいあるから、レストランにいきましょう」
朝食を食べながらカポネを見ていると会社で見ている顔とまるで違う10代の少女のような初々しい顔で、あのキツイしっかり者の顔ではない。女性の不思議さを感じる。
「私が知っているカポチャンはどこに行ったの?、今、目の前に居る人はどこの人?」
『私今日から人生が変わりそうです、いつも張り詰めていた気持ちが切れてしまいました。愛する人と新婚旅行にきたみたいで、幸せです。』
「ウーン、カポチャンに食べられてしまった私はこれからいったいどうすればいいの?」
『は、は、あまり気になさらないで、日本に帰ったらいつもの私に戻ります』
食事が終わってロビーに出るとすでに旅行社の人が迎えに来ている、バスのところまでカポチャンを送る、バスには10人前後の人たちがすでに乗っていた。
私はそのまま部屋に帰って工場からの迎えの車を待つ。約束の時間よりまだ30分くらいある。ふとチーフに4,5日くらい電話を入れていない事を思い出す、重い気持ちで電話を入れる。チーフが直ぐに出てきた。
『電話がないので心配していました』
「いま中国のホテルから電話をしています、明日北京に行ってその後、以前アメリカの本社が契約していた承徳の工場に行きます、そこで一泊してまた北京に戻り青島の工場に行きます、そちらのマンションに行くのは10日くら後になります」
すらすらとうまい嘘が口をついて出てきた、この乱れた気持ちが落ち着くまでチーフに遭いたくない、チーフには絶対にカポチャンとの事を秘密にしなければ、むしろカポチャンにチーフとの事を白状しなければ、自分はチーフと結婚することを堅く決めている。
カポチャンを傷つけてしまうが、私が誘惑したわけではない、カポチャンも許してくれると思う。男の身勝手かもしれない。しかし困ったことになってしまった。
朴さんとチーフとカポチャンといったい誰を愛しているのか全く分からなくなった。
私は決して好色なプレイボーイではない、どちらかというと全くの堅物の真面目人間である。真面目すぎて最初の妻に捨てられた。その苦いトラウマが朴さんによって癒された。
朴さんとはイミテーション結婚としても戸籍上は2回結婚したことになっている。
朴さんを戸籍から抜いても心はお互い夫婦のような気持ちになっている。朴さんのことを思うと遭いたくてせつなくなる。しかし元ホステスの韓国人と結婚すれば両親がどれほど悲しむか、それを思うと辛くて朴さんへの思いを心の底に閉じこんでしまっている。世間体という見栄もある。
だからチーフと結婚すればなんの問題も発生しない、そう思ってひたすらチーフを愛そうと思っているが、朴さんの影が邪魔して、心底愛する気持ちが沸き起こってこない。
こういう状況の中で今度はカポネと出来てしまった。チーフのときも自分から誘惑したつもりは一切ない、むしろチーフが私をうまく食べたといったほうがあたっている。
今回のカポネも同じケースである。私はいったいどうすればいいのか、今回の中国出張もカポネがこのような事態を想定して仕組んだとしか考えられない。
当然今夜もカポネとセックスをせざるをえない、今夜も男女の営みをすればカポネと完全に恋人同士になってしまう。
神様はいったい誰と結婚しなさいといっているのか、私にもはや判断できません。
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